笛教室の生徒さんの成果

琉球古典音学コンクール 稽古の様子/生徒さんの声

練習を重ねて水準に達した生徒さんは
沖縄で開催される「琉球古典音楽コンクール」に参加する方が多いです

コンクールは新人賞→優秀賞→最高賞を3つのステップを得て
教師免許やその先の師範まで進みます(優秀賞合格すると教師免許認定試験を受けられます)

今回紹介する生徒さん(Hさん)は
1年ほど前から学び始めて、8月にコンクール参加し
見事に新人賞を受賞しました

なぜ合格できたのか?

笛は他の楽器とは違い、その時の環境やメンタルで音が出ない・・・
なんてことがあります。
稽古では問題なく吹けるのに、本番だと音がかすれたり震えたり
思うようにできなかったということがよく起こります

だからこそ稽古量で自分に自信を持つのが1番!
これだけ稽古したから大丈夫!とマインドセットされていることが重要です。
少しでも自分に不安を感じてしまうと笛はもれなく崩れます

Hさんは自宅での練習も欠かさずにやって
稽古も週1回は必ず来て取り組みました

美ら華ではイベントがとても多いのですが
知っている曲はすべてやる!というチャレンジ精神を持ち合わせています
(多少私が出演をゴリ押ししているのもありますが汗)

私の師匠がこんな名言を残しています
本番1回は稽古10回分
これ!これなんですよ

Hさんはイベントなどの本番を複数こなし
練習量がすごいことに
その結果が合格です

緊張はどんなに経験を積んでもするもの
だからこそ自分に自信を持つために練習量が重要です

これからコンクールを目指すあなたへ

私たち大人は毎日本当に忙しいです
仕事や子育て、親御さんの介護という方もいらっしゃいます

なかなか練習量を維持することさえ難しい場合もあります
(住宅事情で夜間の練習ができない場合もありますよね)

ですが「時間がなくて稽古できませんでした」というのは
「優先順位が低いだけ」の場合がほとんどです

優先順位が高ければ、カラオケで練習したり
稽古に通う日数を増やすという選択肢が出てきますから

なのでいかに優先順位を上げるか?が鍵になります

優先順位を上げるには?

絶対に合格する!という強い思いは大前提として
仲間と一緒に稽古することが1番です

仲間が頑張っていると自分も自然に頑張りたくなったり
「この曲を吹けるようになりたい」とモチベーションを上げるきっかけになります

1人で稽古するのは孤独です
つまらないから稽古が楽しくなくて続きません
仲間の存在は良い刺激になったり、稽古の楽しさを再確認することができます

仲間の力を借りて一緒に頑張りましょう!